会社法

会社ってなに?法人との違いについて解説

2024年12月4日

会社によく似た同じような意味をもつ用語として法人というものがあります。両社の違いについて考えたことはありますか?ほとんどの人が正確には理解していないと思います。

会社とは

会社とは、会社法に基づいて設立された組織・団体です。株式会社、合同会社、合資会社、合名会社の4つが会社に分類されます。

会社は、営利を目的として設立されたものであるという点に特徴があります。

法人とは

それに対して法人とは、会社法、その他法律に基づいて設立された組織・団体です。会社だけでなく、協同組合、NPO法人、宗教法人、学校法人なども法人に該当します。

会社とは異なり、法人は必ずしも営利を目的として設立されたものではない点に特徴があります。

営利を目的とするなら会社を設立する

したがって、会社を設立して事業を始めたい!等、営利を目的として法人を設立するのであれば、通常は会社を設立することになります。すなわち、株式会社、合同会社、合資会社、合名会社のどれかです。

その中でも最も世間一般的に信用力が高いのは株式会社です。したがって通常、会社設立といったら株式会社の設立を指すことがほとんどです。

なお、ビジネスの仕組みによっては信用力が必要ではない場合もあります。既に組織の知名度が高い場合などです。そんな場合によく利用されるのが合同会社です。

合同会社は世間一般的にはあまりなじみがない会社形態ですが、実はアマゾンも合同会社ですし、グーグルも合同会社です。

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