会社とは株式会社、合同会社、合資会社、合名会社の4つを指しますが、その中でも最も社会的信用力が高いのは株式会社です。
社会的信用が高いのは株式会社
会社の中で最も社会的信用が高いのは株式会社です。会社設立後、銀行融資を受ける際、取引先獲得のために新規営業を行う際などに圧倒的に有利です。
したがって会社設立といったらほぼ株式会社設立を指します。株式会社は、国内の会社形態の約92.8%を占めているとされています。
株式会社の社会的信用力が高い理由
ではなぜ株式会社は信用が高いのか。おそらくは最も身近に存在する会社形態だからだと思います。例えばトヨタ株式会社、NTT株式会社、JR東日本株式会社等、身近にたくさん存在しています。たまに不祥事もあったりはしますが、一様にガバナンスをもって運営されています。
しかしなぜ、このように株式会社は一般的にガバナンスが高いのか、それは株式会社は出資と経営が分離している点、さらには株式会社は多数の株主が存在することがそもそも想定された会社形態であり、その運営にさいしては会社法など、さまざまな法規制を受ける点などがあげられると思います。
そしてさらには、株式会社の設立が少し手間がかかる点もあげられます。
手軽に設立できるのは合同会社
それに対して、株式会社のように社会的信用力は高くないものの、手軽に設立できるのは合同会社です。ただし知らない名前の合同会社は何をやってる会社なのか謎なイメージがあったりして一般的に合同会社を設立するのは後々後悔しかねないため避けたほうが無難であるとされています。